仕事のレバレッジ②
さて、まず皆さんにお聞きしたいと思います。
レバレッジとは何でしょうか?
Wikipediaから引用してみましょう。
レバレッジ(英語: leverage)とは、経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率。
原義は「てこ(レバー、lever)の作用」。レヴァレッジ、リバレッジなどカナ表記はいくつかある。レバレッジ効果、レバレッジ率などとも。ギアリング(gearing、歯車によるトルク増大)と呼ぶこともあるが趣旨は同じである。
これによると、てこの作用のことであり、経済活動においては他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、とあります。
これはどういうことでしょうか?
荒くまとめると、人の力を使わせていただき、自分の利益にしてしまうこと、ということになります。ここで言う利益とは、経済活動においてですので、お金になります。しかし、この考え方はお金以外にも流用可能であることは簡単に想像がつくと思います。つまり、仕事にも応用ができるということです。
仕事の場合、自分の利益=自分の時間及び成果と考えれば、仕事におけるレバレッジとは以下のように翻訳ができます。
人の力、つまり、会社の同僚や仕事の外注先の力を使わせていただき、自分の時間を確保しつつ、仕事の成果を最大化する。
これが仕事の時間で好きなことをしつつ成果を高めるための最も基本的な考え方である、仕事のレバレッジの定義になります。要は上手いこと人の力=時間を使わせていただき、自分の成果にしつつ、自分の時間も確保しちゃいましょう、と言うことです。
しかしながら、容易に想像できることだと思いますが、これを実際に実行するのは言葉の定義ほど簡単なことではありません。人の力を使わせていただくには、様々な配慮や工夫が必要であり、そのための技術を身につけることはそれほど簡単ではないと言うことです。
確かに簡単ではありませんが、この人の力を使わせていただく技術というのは、努力をすれば誰でも身につけることができると私は考えています。
だって実際に、たかが私ごときがこの技術を習得し、人の協力を得ながら自分の時間を確保し、同年代の同僚と同等かそれ以上の出世スピードを保っているのですから。
たかが私がとか言ったって、あんたのことなんか全く知らないよ、と言われるかもしれません。
そうなんです。こんな無名のサラリーマンが努力して技術を習得し、好き勝手やっているのです。この退屈なブログを読んで下さっている皆さまは、おそらく相当な努力家でしょうから、必ず習得できます。
そのために私もこのブログを通して必要な技術を少しずつ紹介させていただきたいと思っています。そして、この村のような閉鎖的な日本社会の中で苦しんでいる人に対し、少しでも力になることができれば、それが何よりだと思っています。
それでは、今日はここまで。